プールをDIYで作りたい!【田舎に住んだらやりたいこと】

プールをDIYしたい DIY

田舎に住んだら、やりたいことが山程あります。
そのうちの一つがプールのDIYです。

プールはDIYで作れる?

立派なプールは難しいかもしれませんが、結構てきとうな「一応プール」と呼べる代物なら作れると思います。

 

買った方が安い

プールって案外安いんです。
正直、購入したほうが手っ取り早く、お安く手に入ります。
けれども、自分で作ってみたいですよねぇ!

 

プールの作り方

プールを作る上で大切なのは、防水処理です。
今回は2つの方法をご紹介致します。

コンクリートで作る方法

普通プールを作るとしたら、コンクリートを使って作るのが一般的でした。
大量のセメントを用意する必要があり、金銭的にも作業量も相当骨が折れるでしょう。

低コストでコンクリートを用意するためにはセメントの代金が一番重要です。
コンクリートはこちらの原料が必要です。

  1. セメント

石と砂は、その辺の土をふるいにかければ大量に手に入ります。
しかし、セメントはその辺に落ちていません。
ただし、実はセメントというのは、作れるんです!

 

天然素材だけで作るセメントであれば、石灰石(石灰)+にがり+砂+砂利を混ぜ合わせれば作れます。
この天然セメントのことを日本では三和土(たたき)と言います。

別の記事でも書いたことがあるのですが、石灰は大量の貝殻でも代用可能です。
要は石灰というのは、カルシウムのことです。
骨とか貝殻とかです。

しかし、この石灰をセメントにするためには、石灰を1000度以上にねっしないといけません(汗)

  1. 石灰(炭酸カルシウム)(水に溶けない)
  2. 900度~1000度で熱する
  3. 石灰から二酸化炭素がなくなった状態(水酸化カルシウム、消石灰)(水に溶ける)
  4. 水+砂+砂利+にがりに混ぜる
  5. 固まる

[btn class=”simple”]天然素材だけでコンクリートを作りたかった【DIY】[/btn]

[btn class=”simple”]Yahoo!知恵袋:わかりやすい解説[/btn]

 

しかし、さらなる問題があります。
大量の石灰石はその辺に落ちていないということです。
つまり、石灰石だけは買わないといけません。

しかし、ネットで調べてみると、採石場から超激安で購入可能らしいです!

2000kg:5,300円

[btn class=”simple”]藤木商事株式会社:石灰石 現金取引 単価表[/btn]

セメントをホームセンターで購入すると、20kgで2,000円くらいかと思います。

つまり、1000度で熱する事ができる炉があれば、採石場で大量の石灰石(石灰)をゲットできるということです!

 

ついでに砕石の値段

ネットで調べたところ、1000kg 1600円くらいらしいです。
※砕石というのは、砂と石が混じった砕いた石のことです。

ただし、注意点があり、購入する際は自分で取りに行きましょう。
運んでもらうと、人件費+運搬費等が石の値段以上に発生します。(1~3万円くらい取られるかも?)
軽トラックなどで、採石場に直接購入しに行くのが良いみたいです。

※軽トラックは最大350kgしか載せられないので、大量に欲しい場合は2tトラックなどで頼んだほうが良いかもしれない。

 

佐賀県近隣の採石場

砕石場は近場にありますが、石灰石が取れる場所はなかなかないようです(汗)

 

FRPで作る方法

FRP(Fiber-Reinforced Plastics)とは繊維強化プラスチックのことを言います。
プラスチック液剤をガラス繊維(布的なやつ)で壁や床に塗りつけて防水処理をする方法です。
強力な防水性と耐久性があるため、プールにも利用されています。

地面に穴を掘って、木枠を作って、ベニヤ板を張って、FRP処理をすれば完了かな?
コンクリートのように重たくないので、作るのが簡単ですし撤去も簡単です。

 

プールを維持する時の問題

「やった~プールできたぞ~」と思っても、プールといいうのは、維持するのも大変です。
大量の水を水道から供給すると、想像以上のお金がかかります。
ずっと水を貯めておくと、当然汚いので、定期的に水の交換や除菌をしなければいけません。

これを格安で解決させるためには、無料の水を用意する必要があります。
たとえば、近くに川が流れていれば、その水をプールまで持ってこれれば、水は無料です。
でも、なかなか近くてプールより上の位置(位置エネルギーを利用するため)に湧き水が流れていることなんてなかなかありません。

では、井戸を掘るというのであれば、比較的可能かもしれません。
井戸を作る方法は、業者に頼めば簡単ですが、頑張れば一人でも可能です。
ただし、プールを満水にするほど井戸を動かすというのも、骨が折れそうではあります(汗)

[voice icon=”https://geek-kazu-next.com/wp-content/uploads/2018/02/hiyoko.jpg” name=”KazuHiro” type=”l fb”]どっちみち無料の無限水環境を手に入れておけば、畑の水やりや様々な用途で活躍することでしょうから、井戸は早めに掘りたいと思っています。[/voice]

[box class=”yellow_box” title=”メモ”]低コスト生活では、井戸は必須アイテム[/box]

 

まとめ

プールを作るにしても、まずは井戸掘りから行ったほうが良いかもしれません。
井戸はあると便利なインフラですから、庭付き一戸建てに住んだら井戸を掘ってみようと思います。

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