前回は、制作したストーブを動画でご紹介しましたが、今回はその作り方をご紹介致します。
ロケットストーブとは?
今世界で注目されている、燃焼効率の高いストーブです。
普通のストーブだと、白や黒の煙が煙突から出ますが、ロケットストーブは煙すら出ないほど高温になるため、凄まじい燃焼効率が生まれます。
大体3~4倍ほどの効率が見込めるため、燃料の木材の節約が期待できます。
作り方
まずは煙突をたくさん買ってきます。
家にあったものも再利用します。
Amazonでも買えますが、ホームセンターの方が半額近くやすいです。
簡単な完成図を書いてみます。
足りないパーツも計算しておきます。
使うのはペール缶です。
前回もらったガソリンスタンドで更にもらってきました。
最初の十字はディスクグラインダーで切れ目を入れてから、金切りバサミで更に細かく切れ目を入れました。
小さめに開けてから、ハンマーで叩いて穴を広げ微調整するとピッタリとハマります。
内側はこうなっています。
新品の長い煙突はピッカピカです。
T時も使います。
入り口に取り付ければ、薪の投入口になります。
差し込むと既にロケットストーブの形状になってきました。
上にかぶせる分を計算してカットします。
ディスクグラインダーでカットしました。
はめます。
かぶせるとこの分だけ隙間ができます。
かぶせました。
今回は、煙突を床と同じ高さに設置するため、かなり低めに穴を開けます。
先程と同じ要領で穴を開けます。
かなり古い金切りバサミですが案外切れます。
切りました。
そして、煙突をつなげます。
なんかおしゃれ
地面を這うように煙突を伸ばした形状にしてみました。
この部分は刺しただけです。
そして、煙突の先はT字のものを利用しました。
煙突の先に取り付ける専用のものも販売されているのですが、値段が高いので、これで代用します。
中はこうなっています。
念のために針金で固定しました。
上部を外した状態の完成状態
なかなか良さげです。
そして、上部を取り付けるとこうなります。
ただはめているだけなので、取り外しは可能ですが、かなりきついので、簡単に外すことはできません。
そして、ビニールハウスに設置するとこうなりました。
煙突があるだけで、人が住んでいそうな感じがありますね。
そして、すぐにやけどしてしまいました。
このときはあまりひどいやけどでは無いように見えますが、後々水ぶくれ→剥がれて肉が見えるほどになってしまいました(´;ω;`)
軍手をはめて作業しましょう。
動画
まとめ
形としては一応できましたが、火力不足です。
煙突を地面に這わせても一応燃やせますが、コンロとして使うには更に火力がほしいところです。
直接火を当てる場合と、金属板一枚噛ませた状態だとだいぶ温度が変わります。
煙を外に出すためには、どうしても直火では使えないので、もっと火力を上げるしかありません。
そのためには、地面を這わせる方法は諦めて、通常の煙突形状にしたほうが良さそうです。
もしくは、地面に穴を堀り、薪の投入口を無理やり下げるというの方法があります。案外これもいいのではないかと思っています。
そうすれば、物理的にストーブのいちが下がり、煙は上へ上へと登る形状になるからです。
次は、地面を掘って設置してみようと思います。
[btn class=”big”]その他のロケットストーブ記事[/btn]
コメント