今回は、巨木を抜根したのでその時の様子をご紹介いたします。
巨大な根っこを引き抜く
木の根を引き抜くことを抜根と言います。
この抜根作業がめちゃくちゃ大変でした。
必要な道具とその様子をお伝えいたしますので、抜根する人は参考にしてみてください。
必要な機材
これらの機材を使用して根を引き抜きました。
軍手
素手をしないと、手が傷だらけになります。
大きなスコップ
広い面積の土は大きなスコップで掘り出します。
小さなシャベル
地中には大量の小さな根があるので、小さなスコップがあると便利です。
のこぎり、斧
根っこを切断するのに必要です。
小さなバール
硬い土はバールで土を叩くと柔らかくなります。
鉄の棒
テコの原理で根を持ち上げるのに、あると便利です。
土を運ぶ容器
土を運ぶのに便利です、
2輪車(1輪車)
土を運ぶ場所が遠くなら、こういった物があると更に便利です。
引き抜く
高さ1.5mくらいの木でした。
とりあえず切断して、枯れるまで放置しようかとも思ったのですが、木の根を引き抜いたことがなかったので、試しに抜いてみることにしました。
とりあえず、周りの土をひたすらスコップで掻き出します。
深くなると、根っこが邪魔で土を掘り返すのが大変です。
だいぶ掘れてきたのですが、まだまだびくともしません。
最初は根っこ全部を取り除こうと思ったのですが、根っこがすごい遠くまで伸びていたので諦めて、切断することにしました。
100円ショップのシャベルと軍手をつけた手で土を掻き出します。
隙間はバールで土を柔らかくします。
太くて長いカナテコバールを使って、テコの原理を利用して、木を持ち上げます。
根は3m以上伸びており、長すぎて全部を掘り返すのは無理でした。
でかい(汗)
根は下の方向にはあまり伸びておらず、横方向に太い子が伸びていました。
全部で2時間10分かかりました。
動画
▼実際の抜根動画
▼世界の根っこ掘り起こし動画
まとめ
想像以上に大変な作業でした。
根が見える程度まで掘り起こして、あとはテコの原理で無理やり持ち上げれば、ボコッと抜けると思ったのですが、無理やりやろうとしたら、直径3cmほどある鉄の棒(カナテコバール)が曲がりました(汗)
こんな太い棒が曲がるとは思わなかったので少し焦りました。
その後は、ただひたすら土を掘って、ちょっとバールで持ち上げての繰り返しです。
根っこが沢山あって、土を掘り返すのが大変だったので、根っこが出てきたら、先に根を切ってしまったほうが良いと思います。
根っこを綺麗に抜くのは諦め無いと、いつまでも終わりません。
おそらく、完璧に根を引き抜こうとしたら6時間以上かかると思います。
- ざっくりと土を掘る
- 根っこが出てきたら問答無用で切る
- バールで持ち上げる
- 繰り返し
土が硬すぎる場合は水をかけてもいいみたいです。
[voice icon=”https://geek-kazu-next.com/wp-content/uploads/2018/04/buta-7.jpg” name=”ぶた” type=”line l icon_black”]抜根する場合は、道具を用意してもかなり大変なので、無理そうなら業者にお願いしましょう。[/voice]
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