無料のペール缶でロケットストーブを作ってみた【DIY , 作り方】

ロケットストーブ 作り方 DIY

今回は、ロケットストーブを作ってみようと思います。

ロケットストーブとは?

まるでロケットのエンジン音のような音(ゴゴゴゴ)をたてながら、空気を勢いよく吸い込んで燃焼する仕組みを備えたストーブです。
普通のストーブは空気(酸素)が足りず、不完全燃焼してしまうため、煙やススが発生します。
ロケットストーブは、その構造により、通常よりも大量の空気を吸い込むため、完全燃焼する仕組みとなっており、煙もススもあまり発生しません。

[voice icon=”https://geek-kazu-next.com/wp-content/uploads/2018/04/buta-11.jpg” name=”ぶた” type=”line l icon_yellow”]上手に作れば、都会でも薪ストーブが使える環境が作れるかもしれません。
※普通の薪ストーブは煙がたくさん出るため、都会では近所迷惑になり、使えません。[/voice]

 

用意するもの

容器:ペール缶
購入すると、2000円程度するものですが、ガソリンスタンドに行くとくれる場合もあります。
※ほとんどくれませんが、たまにくれるお店もあります。

煙突
ステンレスの煙突はいろいろな形状のものが販売されています。
スポっとはめて組み立てられるので便利です。
直径も種類があるので、全部同じものを選びましょう。

保温:バーミキュライト or パーライト
ロケットストーブはストーブ内を保温することで、火力が上がります。
保温できれば何でもいいので、最悪その辺に落ちている砂でもいいかもしれません。
※バーミキュライト or パーライトの方が保温力は高いです。

 

道具:金切りバサミ
ストーブ本体のペール缶を切ります。

道具:ディスクグラインダー
金切りバサミだけでも可能ですが、こちらがあったほうが圧倒的に簡単かつ早くカットできます。

道具:金属ハンマー
いろいろ叩くので必要です。

 

ペール缶の入手

ペール缶はガソリンスタンドに行くと、無料で貰えるかもしれません。
今回は、ガソリンを入れるついでに聞いてみたところ、快く貰うことができました。

IMG_20180720_132109

 

その時の会話

[voice icon=”https://geek-kazu-next.com/wp-content/uploads/2018/02/hiyoko.jpg” name=”KazuHiro” type=”l fb”]レギュラー1000円分お願いします。あと、ペール缶って貰えますか?[/voice]

[voice icon=”https://geek-kazu-next.com/wp-content/uploads/2018/04/buta-3.jpg” name=”ぶた” type=”line l icon_yellow”]いいですよ~何個必要ですか?[/voice]

[voice icon=”https://geek-kazu-next.com/wp-content/uploads/2018/02/hiyoko.jpg” name=”KazuHiro” type=”l fb”]車に入るだけほしいです(汗)[/voice]

[voice icon=”https://geek-kazu-next.com/wp-content/uploads/2018/04/buta-9.jpg” name=”ぶた” type=”line l icon_blue”]エッ(汗)[/voice]

という感じで、気まずい雰囲気が流れながらも、終始笑顔で優しく接していただけました。
最後は、手が汚れたのでお手洗いもお借りしてしまいました。
皆さんは、軍手を持っていきましょう。
※ペール缶には油が多少付いています。

 

完成図

こちらが完成形です。

ロケットストーブ (1)

 

右の入り口に木材を差し込んで燃やします。

ロケットストーブ (2)

 

すると、ペール缶内を炎が流れ、煙突から排出します。

ロケットストーブ (3)

 

熱の流れが一方通行になることで、燃焼効率が上がります。

ロケットストーブ (4)

 

長い煙突をつけることも可能です。

ロケットストーブ (5)

 

作り方

 

まとめ

思っていたよりも簡単に作ることができました。
道具がないと、かなり大変ですが、道具さえあれば本当に簡単です。

いずれ、家には薪ストーブを導入したいと思っていたのですが、ストーブを買うと案外値段が高いのと、煙を極力出さない方法を考えていたので、この方式のロケットストーブを改良して、薪ストーブとして組み込もうと考えています。

ロケットストーブの弱点は、熱効率が良すぎて、すぐに燃え尽きてしまうところです。
そのため、ストーブとして長時間使いたい場合は、このままでは使えません。
長時間薪を焚べ続けられる方法を模索しなければいけません。

 

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