貯金が1000万円に達したので、どのような推移で貯金が貯まったのかをまとめてみました。
貯金1000万円とは?
インターネットを見ていると、たくさんの人が1ヶ月で1000万円を稼いでいる様子を見て取れるため、1000万円なんて大した金額ではないような気がしてしまいます。
Twiter上には、自称大金持ちが大金をばらまいていますし、毎日数クリックするだけで毎日5万円稼ぐ方法も格安で公開されています。
更に、YouTuberに関しては再生数を見ることで、ざっくりした収入も計算出来るため、大物YouTuberを見るとほとんどが毎月1000万円以上を稼いでいることがわかります。
しかし、本当に1000万円という金額は大金なのでしょうか?
日本人の貯金額
独身30代日本人の貯金額の中央地は40万円だそうです。(平均値は約300万円だが恐ろしいほどの金持ちが平均を引き上げているため参考にならない)
年代 | 平均値 | 中央値 | 貯金が無い人の割合 |
20代 | 128万円 | 5万円 | 45.4% |
30代 | 317万円 | 40万円 | 39.7% |
40代 | 657万円 | 25万円 | 42.6% |
50代 | 1,043万円 | 100万円 | 39.5% |
60代 | 1,613万円 | 500万円 |
そう考えると、31歳で1000万円の貯金額というのはかなり多いみたいです。
収入よりも貯金額が大事
僕にとって貯金額というのはとてもわかり易い収入の目安だと思っています。
収入が高くても、支出が大きければ貯金額が少なくなることもあります。
よく「高収入のときに貯金しとけばブームが過ぎ去ったあともお金がたんまりと残っていた」と言う社長さんのお話を耳にします。
反対に低収入でも、支出が少なければ貯金額は大きくなります。
具体的に僕が社会人として働いていたときは年収300万円でしたが、毎年の貯金額は約100万円でした。(貯金額のうち半分は自己投資にまわしていたため、実際は50万円程度)
ビジネス的には売上よりも利益の方が大事で、1000万円の売上から100万円の利益を出すのと、200万円の売上から100万円の利益を出すのは全く同じ結果となります。
同様に、高収入を維持するために、たくさんのお金を使う必要があるなら、低収入で節約しても同じこと、と言えます。
お金を増やしたいなら、お金を増やすためには、お金が必要であるため、無駄遣いせず貯金することが大事です。
僕の貯金の鉄則
貯金するためにはいくつかのルールを決めておくことが大事です。
いくつかある中で、僕が決めているルールがこちらです。
- 買う製品を使っているイメージを想像する
- なぜ価格が高いのかを考える
- 3回欲しいと思うまで買わない
- どの程度の期間使い続けられるか考える
1,買う製品を使っているイメージを想像する
現代の世の中でお金を使う場面はたくさんあります。
その中で高額の商品を購入するときは、念入りに調べ、実際にそれを使う時のイメージをします。
もしイメージして思い浮かばなかった場合、その時点で買うのをやめます。
買っても、どうせ使わないことが確定しているからです。
流行っているから、面白そうだからといった理由で買って、その後も使い続けられた製品は過去に一つもありませんでした。
2,なぜ価格が高いのかを考える
高額な製品を買おうかと検討するときは念入りに高い理由を考えます。
例えば、掃除機を買いたい場合。
掃除機と言えばコードレス掃除機の大ヒット作「ダイソン」です。
しかし、ダイソンは1台で5万円以上してしまう高級品です。
そこで考えます「ダイソンはなぜ高いのか?」
ダイソンというのは、コードレス掃除機かつ吸引力が強いから高いのです。
逆にコード付き掃除機であれば、吸引力が強くても安い製品がたくさんあります。
つまり、ダイソンが高い理由は「リチウムイオンバッテリー」ということがわかります。
コードレスではない製品を買えば、同じもしくはそれ以上の吸引力の掃除機が手に入るため、社会人1年目の僕は中古の「ツインバード掃除機」を買いました。
2000円でした。
2000円のツインバード掃除機がダイソンと同じ吸引力がどうかはわかりません。
もしかするとダイソンの方が強いかもしれません。
しかし、そんなことはどうでもいいのです。
月1回掃除をするかどうかの僕にとっては、掃除さえできれば、コレでいいのです。
3回欲しいと思うまで買わない
人間の心というのは非常に不安定です。
昨日までほしいとは思ってもいなかった製品も、テレビやYouTubeで紹介されるとその瞬間「めちゃくちゃ欲しい!」と思ってしまうのです。
コレと同じ現象がセミナーでも起こります。
僕は社会人になって、北海道から東京に引っ越ししました。
東京は北海道にはないたくさんのビジネスや自己啓発活動が盛んだと聞いていたので、社会人になったらセミナーにたくさん行くぞ!と意気込んでいました。
(正直なところ、東京に会社があればどこでも良かったし、就職した会社は1年でやめた。)
仕事が終わったあとや休みの日にセミナーに行って、自分を奮い立たせて次の日には意気消沈していることが何度もありました。
そういったお話はネット上や自己啓発本でもよく書かれており、意識高い系の人にとってはよくあることです。
これと同じ話で、新しい製品や便利そうに使っている人を見ると、思わず欲しいと思ってしまうのは当然のことなんですが、実際に自分が買うべきかどうかまでは人それぞれ異なります。
その指標が「3回欲しいと思うまで買わない」なのです。
本当にほしい製品というのは、何度も欲しいという感情が巡ってくるものです。
3回本当に欲しいと思える製品は、何度も長期間使い続けられる製品である可能性がたかいですし、衝動買いも抑えられます。
4,どの程度の期間使い続けられるか考える
僕はお金を使うときに金額は気にしません。
高いものでも、長期間使い続けられるなら買いますし、ネタであっても安いものは買いません。
(YouTuberである今は立場が違うため、ネタで買うことはあります。)
購入金額を使用期間(年数や回数)で割った時の金額をざっくりと計算し、コストパフォーマンスが最も高いものを購入します。
絶対に必要な物、例えば冷蔵庫や電子レンジは、料理をほとんどしませんから一番安いものを購入します。
服はユニクロ、GU、古着、もしくは季節が終了しそうな時のセール品を半額で買います。
(僕は服に無頓着でセンスもないため、センスがある同僚や姉と一緒に買いに行って、全部選んでもらいます)
家賃は練馬で3万9000円のボロアパート。
夜ご飯は100円ローソン。
もちろん外食はほぼしません。
(マックに行っても100円マックのチキンクリスプと100円ジュースです。水を頼まない程度の常識はあります。)
唯一高い製品はデスクトップパソコンです。
自分に最適なスペックであるモデルが10万円で、それを3~4年使います。
スマホは当時、スマホ店員をしていたこともあり、かなり安く買えたので、大してお金はかかっていません。
僕の生活は一切流行りとは無縁です。
そのため、無駄遣いがほとんどありません。
そんな中、僕の唯一の無駄遣いは「自己啓発」です。
自己啓発というのは、自分の能力をアップさせるための活動で、勉強も自己啓発に含まれます。
僕は40歳でリタイアして、ダラダラ暮らしたいと常日頃から思っていたので、早い段階でリタイアするためのお金が必要でした。
でも、一般的な社会人を見ていると、ちまちまと働いて稼いで、40代でリタイアしている人はまったく見かけません。
リタイアしている人は、何かしらで成功し、大金を稼いでいる人だけです。
普通に働いても、40代でリタイアはできないと社会人の僕は確信しました。
お金を稼ぐためには、自分の能力をアップさせ、人より努力するしかありません。
僕の20代前半は、お金を稼ぐために自己啓発に投資していました。
貧乏な家庭に生まれた僕は、無駄なことにお金を使っている余裕はなかったのです。
そんな僕の、過去の自己啓発活動と投資額の一覧をご紹介します。
- 自己啓発書など:10万円
- ネットワークビジネス:20万円
- アービトラージ取引:50万円
- 起業:200万円
- YouTube用の家など:300万円
この他には、ナポレオン・ヒルの速聴システムを100万円で買おうかと真剣に検討した時期もありました。
iPhoneを買っても、せいぜい2~4年しか使い続けられません。
10万÷4年すると、1年で2.5万円の投資となります。
しかし、自己啓発というのは、生きている間永遠に生き続けます。
10万円払っても、残りの僕の人生である数十年で割ると、たったの数千円にしかなりません。
(仮に50年で割ると1年でたったの2000円となります)
つまり、自己啓発というのはコスパ最強実用ツールということになります。
貯金の推移
僕は工業高等専門学校(高専)を卒業しました。
高専というのは、高校3年+短大2年を合体させた学校で、中学卒業後に高専に進学するという手順となり、高校には行かないといった特殊な形式となります。
高専は国立のおかげで、学費も激安で(5年で約100万円)、寮家賃も月700円(食費は別)とコスパ最強です。
更に、就職率100%で、最低限の労力で最高の結果を得られる大学(短大)とも言えます。
僕は20歳で就職し、それまでは貯金がほぼゼロでした。
バイトも2回しか行ったことがなく、お小遣いとお年玉だけで生活していました。
年齢 | 年収 貯金額 |
|
2008年 19歳 |
0円 0円 |
学校を卒業 |
2009年 20歳 |
300万円 50万円 |
1つ目の会社に就職 ネットワークビジネスを始める |
2010年 21歳 |
50万円 50万円 |
アービトラージを始める 1つ目の会社を1年で退社 |
2011年 22歳 |
300万円 100万円 |
違う会社に就職 |
2012年 23歳 |
300万円 150万円 |
仕事をしながらリア充を目指す |
2013年 24歳 |
300万円 200万円 |
仕事をしながらリア充を目指す |
2014年 25歳 |
0円 借金50万円 |
3年半で退社 台湾旅行に行ってみる 会社を起業してみるがすぐ辞める。 アメリカに行ってみる。 |
2015年 26歳 |
50万円 0万円 |
実家に帰ってコンビニバイトを始める 農協に就職するが1ヶ月で辞める。 適応障害診断される。 |
2016年 27歳 |
12万円 10万円 |
仕事をやめてブログを始める ブログ月収1万円 |
2017年 28歳 |
120万円 0万円 |
ブログ月収10万 暗号通貨に全財産を突っ込む |
2018年 29歳 |
240万円 300万円 |
ブログとYouTube月収20万 |
2019年 30歳 |
800万円 500万円 |
200万円の家を買う たぬきちが生まれる |
2020年現在 31歳 |
不明 1000万円 |
自己投資と賭けはコスパ最強
僕は普通に働くのが無理そうだと学校を卒業する前から感じていました。
そのため、60歳まで働き続けた場合、途中で自殺するだろうとも思っていました。
実際に働いてみて、それを確信したため、一種の賭けで自己投資を繰り返し、何度も大きな賭けを繰り返してきました。
1つ目はネットワークビジネス。
参加してみて明らかに大金を勝ち取るのは無理なシステムだと感じたため、半年でやめました。
2つ目はアービトラージ。
医者もやってるという謳い文句で始めてみましたが、手間の割に稼げない為やめました。
3つ目は起業です。
しかし、僕は極度のコミュ障で相手の目を見て話せませんでした。そんな人間が営業やら販売やら出来るわけないと確信していたため、コミュ障を直すために、携帯電話販売の仕事を始めました。
おかげで、女の子の目を見て話せるようになりました。
そしていよいよ起業してみるんですが、一緒に始めた仲間と方向性の相違により、数ヶ月で解散することにしました。
(相方はLED電気スタンドを作りたいと言っていたのですが、僕はプロゲーマーのライセンス認定機構を作りたいと言っていた)
4つ目はブログです。
これは昔から趣味でブログを書いていたので、ちょっと本気で稼いでみようと思って始めたら稼げたので、初めての成功と言えます。
5つ目はYouTubeです。
最初はブログに写真だけだと分かりづらいから、動画も載せようと思って取り始めたのですが、今となっては動画のほうが圧倒的に収入が多いです。
6つ目は暗号通貨(ビットコイン)です。
会社員時代の同僚からおすすめされたので、全財産つぎ込んだ結果、崩壊しました。
7つ目は古民家を買うです。
200万円と言う古民家を買ってリフォームすれば、再生数がうなぎ上りだ!と思ったけど、全然伸びなかった。
でも、一人暮らしが出来るようなったし、好き放題家をぶっ壊したり出来るので買ってよかった。
(実家だと、家壊したり傷つけたりしたらだめだったのと、田舎すぎてリフォームの材料が買えなかった)
貯金して貯まったら賭ける!の繰り返しがコスパ最強の貯金方法です。
今後はどうするか?
数年前までは貯金3000万円を貯めるのを目標にしていました。
しかし、予想以上のスピードで1000万円をためてしまったため、3000万円まであと4年で達成できそうと感じてしまい、逆にお金を稼ぐためのやる気が無くなってきてしまいました。
というのは、ここ数年は、すべての行動を「お金を稼げるかどうか?」を中心に行動してきてしまったため、お金を稼げない行動は極力減らしてきました。
そのため、本当はやりたいけど稼げないからやらなかったことがたくさんあったのです。
正直ここ2ヶ月は、動画の投稿頻度も下がって、再生数も下がって、収入も下がっています。
理由は、今後どうするか悩んでしまい、動画の投稿に影響が出てきてしまったからです。
そして、ここまで書いたとおり、僕は自己啓発系の活動が結構好きなんです。
自惚れなのかもしれませんが、自分が成長していく過程が好きなのかもしれません。
(自己育成ゲームかな?)
しかし、ここ数年は収入こそは増加したけれど、自分自身は成長していないようにも感じます。
だから、これからはスマホ関連の動画はこれからも投稿しますが、ちょっと頻度は落として、自己啓発活動を増やそうかなと思っています。(リフォーム活動もDIY能力が上がるため、自己啓発に含まれます)
視聴者が増えると適当なコンテンツが投稿できない
僕がまだほとんど誰にも見られていない頃は、好き勝手自由にツイートしたり、動画投稿していたり、ブログ記事書いたりして本当に自由でした。
しかし、逆に再生数や閲覧数が増えると、ゴミみたいなコンテンツを視聴者に見せるのは申し訳ないと言う理由から、発信ができないと感じることも増えてきました。
でもアウトプットは一番の自己啓発でありますから、アウトプットしたいんです。
それについてもいつも悩んできました。
ということで、その解決法として適当なことをアウトプットする各媒体を決めようと思います。
ブログはこのサイトGEEK KAZU NEXT。
Twitterは別垢作るのも面倒なので、作らない。
スマホのメモ帳「Google Keep」にまとめて、貯まったらブログに投稿する形式にしようと思う。と思ったけれどやっぱり、マストドンで投稿することにした。(kazuhirookya @kazuhirookya@pawoo.net)
必要なときに個々に書いた物をまとめてブログにまとめるなど活用しようかな。
そして、動画はYouTubeの「かずひろのゴミ箱」チャンネルに投稿しようと思います。
(ゴミ動画しか投稿しないので、絶対にチャンネル登録しないでください。コメントも返信しません。)
まとめ
やっぱり、こうやって自己分析するのは楽しいです。
思考も開放されるし、今後の行動指針も決められるし、いいことずくしです。
しかし、この記事を書くのに3時間位かけているため、この時間を動画投稿にまわしていたら、お金稼げたなぁ~と思えてしまうのも事実です。
お金が全てではないので、良しとしましょう。
コメント
世界デビューもされて順風満帆だと思ってましたが、いろいろな想いや葛藤にふれて生きるって大変だなと思いました。
4連休も仕事してたので腐ってましたが何故か少しやる気出ましたよ。
今自己解析したらどこかに行きたくなっちゃうから落ち着いてからにします。
ありがとうございました。