廃墟でも石油ストーブ1つあれば、暖かく過ごせます。

200万円の廃墟

200万円の廃墟

家賃0円のシェアハウスを作るために、激安の廃墟を買ってみました。
可能な限り、自分と手伝ってくれる人たちでDIY修理し、誰もが自由に住める家にします。

【200万円の廃墟シリーズ】

 

記事解説動画

 

北海道の冬

僕が200万円で購入した家は、北海道の当別町というところにあります。

 

ココ最近の当別町の気温はこの様になっております。
1月2月がピークで最大-8度です。

石油ストーブ (4)

 

家から持ってきたストーブがこちらの石油ファンヒーターです。
石油を燃やして温めるストーブ全般を石油ストーブと言い、更にファンが取り付けられているタイプを石油ファンヒーターと言います。
つまり、僕の使っているストーブは石油ストーブの中の石油ファンヒーターというタイプになります。

【Amazon】石油ストーブ

【Amazon】石油ファンヒーター

石油ストーブ (1)

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型番(FH E344BY)を調べると、2004年に発売したモデルらしいです。
最新のモデルは、燃焼効率を上げて、不完全燃焼を起こさない工夫がされていたり、嫌な匂いを出さない工夫がされていたりするので、そろそろ買い替えたいなとも思っています。

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今考えているのは、このダイニチのおしゃれな石油ファンヒーターです。

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そして、この石油ストーブを使って5日目の途中で灯油が無くなりました。
僕はてっきり、このストーブのタンク容量は5リットルだと思っていたのですが、7.2リットルも入る大容量タイプでした。
そのため、約7.2リットルを4.5日で使い切ったことになります。
(実際はちょっと少なめに入れていたので、6.5リットルくらいかもしれません)

つまり、一日あたり1.6リットル使った計算になります。

 

灯油の値段はネットで見るとこの様になっています。
暖かい時期に買い置きしておくとお得ですね。
今は3月なので、約90円です。

1日1.6リットル使うので、1.6リットル x 90円 = 144円となります。
1ヶ月30日計算で4320円です。
ただ、引っ越し当初は買い物などにもよく行っていたため、一日中言えにこもっていた場合はこの2倍くらい使う可能性があります。
大きく見積もると、倍の8640円です。
ざっくり月1万円を見ておけば安泰でしょう。

石油ストーブ (3)

 

ちなみに、実家の灯油代は3万円くらいでした。
断熱はしっかりとされた家でしたが、仕切りがあまりない家なのと、そこそこの広さがあるため(延床120平米くらいはあると思う)、家全体を温めることになり灯油代が高くなってしまいます。

 

生活空間だけを温める

そこで最近考えているのが、家全体を暖める必要なんて無いんじゃないかという考えです。
こたつは良い例です。
こたつの中はとても暖かいですが、ランニングコストはあまり高くありません。

こたつは常に最大出力で動くわけではないため、平均すると1時間使っても4円程度となります。
1日10時間動かしても40円です。
先程の灯油よりも暖かいですよね。

しかし、こたつの外は寒いため、外で着るような厚手のジャンバーを着た状態でこたつに入ってしまえば、問題ないという考えもできます。
これで、暖房代が1日40円。1ヶ月1200円という激安システムの完成です。

 

でもそれじゃあ、手が寒いですし、手袋した状態ではパソコンやスマホが使えません。
ということで考えたのが、部屋の中に部屋を作る作戦です。
巨大なこたつを作って、その中で生活しちゃおうということです。
名付けて「部屋in部屋」

 

ホームセンターに売っている汚いザラザラした激安木材を適当に組み合わせて、表面には激安の2mm プラバンを貼り付けています。
部屋全体を断熱するのは大変ですが、このサイズならDIY工作感覚で作ることができます。
作るのにかかった時間は、6時間位かと思います。

 

可能な限り激安で作ろうとしています。
買い物をしたら必ずダンボールをもらうようにして、上に乗っけたり、壁の隙間に差し込んで、毎日少しずつ断熱効率を上げています。

 

起きているときは、布団を半分に折りたたんで、開いたスペースに座椅子を置いてパソコン作業をしています。

 

ダンボールが足りなくて開いた空間が運良く天窓みたいになっておしゃれでした。

 

適当な断熱ですが、確実にこの部屋の中のほうが暖かいです。
更に断熱すれば、効果は倍増です。
(現在2mmプラダン、プチプチ、ダンボールの断熱です)

 

家全体を完全断熱するのはかなり大変

以前ブログにまとめたのですが、家全体をきちんと断熱するのはかなり大変です。
今から新築の家を建てるなら簡単ですが、リフォームかつ知識が無い僕にとっては、非常に難しい作業となります。

コスパの高い断熱材は何?【150万円の古民家DIYリフォーム】
今回購入予定の150万古民家には、見た感じ断熱材が入っていません。今回は、数ある断熱材から何を選ぶべきか考えてみました。

 

この廃墟をどのように断熱すべきか、毎日考えています。
完全に断熱をし直すのがベストですが、時間もお金もかかります。
そこで、最大限今の状態を利用しつつ、効果的に断熱する方法が「部屋in部屋」方式だと感じたのです。

今回作った部屋じゃなくても、元ある部屋を区切るだけでも断熱効果は期待できます。
そして、新しく作った壁や天井にしっかりとした断熱材を使えば、新築同様の断熱効果が得られます。

 

リフォーム設計図

今考えているのはこのような部屋です。
和室の床半分を半地下にして、新たに部屋を作るという方法です。
ただ、後々考えてみたら、別に半地下にする必要もないと感じてきました。

天井までの高さは十分にあるので、単純に半分の高さ、半分の床面積の小部屋を作れば十分だと感じています。
そうすれば、使用する断熱材の量も大幅に減らすことができ、温めるエネルギーも少なくなります。

 

【200万円の廃墟シリーズ】

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